アニメ映画「中二病でも恋がしたい -Take On Me-」で描かれる勇太と六花の恋の行方

テレビシリーズの1期と2期に続いて制作されたのが、アニメ「中二病でも恋がしたい -Take On Me-」です。1期と2期で紡がれた富樫勇太と小鳥遊六花の恋物語の答えが、この映画の中で描かれています。京都アニメーションを代表する人気シリーズだけに、観ておかないともったいない作品です。ではこの映画がどんな作品なのかを、簡単に紹介していきますね。

勇太と六花の恋の行方が描かれている

元中二病の勇太と現役中二病の六花は、テレビシリーズで見事に結ばれました。そして映画ではついに高校3年生となり、これからの将来どうしていくのかを2人は考え始めます。そんな中六花の姉の十花が、とある事情から六花をイタリアへと連れて行こうとします。六花はイタリアへ行く決断をすることができず、勇太と一緒に全国を逃避行しながら2人の関係について考えるという物語です。

勇太と六花が中二病らしいやり取りをまじえながら、最終局面では2人の関係に対する答えをついに出します。京都アニメーションならではの優れた画力が壮大なスケールとなり、物語を盛り上げていますよ。

テレビシリーズでおなじみの面々も登場

中二病でも恋がしたいといえば、勇太と六花以外にも仲間がいますよね。森サマーこと丹生谷森夏、生徒会長になった凸守早苗、さらにはくみん先輩や魔法魔王少女の七宮智音などです。個性豊かなキャラたちが、勇太と六花の物語をさらに盛り上げています。

特に丹生谷と凸守は、十花に弱みを握られてしまい勇太と六花を追いかける立場になります。ただ深刻な展開にはならず、この作品らしく和気あいあいとしたやり取りが繰り広げられていますよ。本筋の物語はもちろんおもしろいですが、勇太と六花以外のキャラにも注目して観たい映画ですね。

まとめ

映画化されているだけあり、作画は圧倒されるほどハイクオリティです。京都アニメーションの底力が垣間見えるので、シリーズが好きならとてもオススメです。上映時間の1時間40分弱があっという間に感じるぐらいおもしろい作品です。